ニッケイ新聞 2013年1月15日付け
昨月落成した「日本百周年記念」事業には、約5年まえからロシア領海から笠戸丸の錨を引き上げ展示する企画も持ち上がっていたが、今回実現には至らなかった。山脇氏によれば「日ロ関係が複雑なので、在ロシア大使館を通して高山ヒデカズ連邦下議(伯日議員連盟会長)が交渉を続けている」とか。目玉企画なだけに、最後まで成し遂げてほしい所。
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クリチーバ浄土宗日伯寺が、一般的なブラジル校とは異なる全日制の学校設立を計画中。親が一日安心して子どもを預けられるというだけでも、日伯両社会ともに需要は高そうだ。議論に参加している山脇ジョルジ氏は「日、ポ語に加えてもう1カ国語教えたい。厳しい社会を生き抜ける子どもを育てられる学校にしたい」と語る。記念公園を上回る大事業になるかも。
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今年日本移民入植を祝うレジストロでは数多くの記念行事が予定されているが、最初の行事として今月18、19、20日に、同市立マリオ・ コーヴァス体育館で第63回全伯日系人卓球大会が開催される。この3日間、全ブラジルから約800人の選手が参加、熱戦を繰り広げる。地元レジストロでは準備におおわらわだが、聖南西地区の各文協も食料品を寄付してこの大会の成功を祈っているという。今後、続々と開かれる各地の百周年に先駆けて、見本となるような一年を繰り広げてくれそうだ。