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フェリポン=監督再任後初の代表発表=ベテラン数人の復帰も

ニッケイ新聞 2013年1月23日付け

 フェリポン監督の再就任後初のサッカーブラジル代表(セレソン)20人の発表が22日に行われ、ロナウジーニョやジュリオ・セーザルらが代表復帰を果し、カカーなどが外れた。22日付伯字紙サイトが報じている。
 今回、加わった名前で目立つのは10年W杯の正GKのジュリオ・セーザル(英国レンジャース)と、ミッドフィールダーのロナウジーニョ(アトレチコMG)、フォワードのルイス・ファビアーノ(サンパウロFC)といった、過去のW杯でのセレソン主力選手。いずれもロンドン五輪以降、若手中心に選出を進めていたマノ時代には招集機会の少なかった30代選手だ。
 他に目立った復帰組は以前サンパウロFCで活躍していたボランチのエルナネス(伊国ラツィオ)が08年以来、サイドバックのフィリペ・ルイス、センターバックのミランダ(共に西国アトレチコ・マドリード)が09年以来の招集。独国の強豪バイエルン・ミュンヘンで活躍するセンターバックのダンテは初招集となった。
 また、マノ時代後期に招集され、復活を遂げつつあったミッドフィールダーのカカーや骨折で休養中のサイドバックのマルセロ(共に西国レアル・マドリード)、マノ時代の主将で負傷中のセンターバック、チアゴ・シウヴァ(仏国パリPSG)、ロンドン五輪で活躍したフォワードのレアンドロ・ダミアン(インテルナシオナル)などがメンバーから外れた。
 ネイマールやオスカール、ルーカス、フッキ、パウリーニョ、ラミレス、ダニエル・アウヴェス、ダヴィド・ルイス、ジエゴ・アウヴェスなどの最近のレギュラーの名前は順当に並んでいる。
 今回選ばれた選手は2月6日、ロンドンでイングランド代表と戦う。3月にはイタリアやロシアとの試合など、6月のコンフェデ杯までに四つの親善試合が控えている。