ブラジル社長の4割が「楽観的」=13年の自社の経済観測
ニッケイ新聞 2013年1月24日付け
ブラジルの企業の社長は世界で4番目に自社の経営状況が良くなることに自信を持っていることが判明した。23日付フォーリャ紙が報じている。
英国の会計事務所プライスウォーターハウス・クーパーズが毎年行っている調査の結果で、最新版は12年9〜12月に世界68カ国、1330社の社長を対象に行われた。それによると、向こう12カ月の自社収益が増えると考えるブラジル企業の社長は44%で、「楽観的」という。44%という数字は、ロシアの66%、インドの63%、メキシコの62%に次ぐもので、経済大国である中国の40%や米国の31%といった数字より高くなっている。日本で楽観的な社長は18%、韓国は6%の低さだ。
この質問に対するブラジルの数字は毎年高めで、GDP(国内総生産)の成長率が6%前後だった2007年頃には60%を超えていた。世界的な経済危機を迎えた直後の2009年の調査でさえ33%あった。
また、「どの国が世界の経済成長にとって重要だと思うか」という質問では、GDPの成長率低迷中にも関わらず、「ブラジル」と答えた人が「新興国」のカテゴリーで1位の中国(31%)につぐ15%を記録、GDP成長でブラジルを大きく凌いでいる3位インドの10%を上回った。以下、ロシア8%、インドネシア7%となっている。「先進国」では米国が23%で1位で、以下、ドイツ12%、英国6%、日本とカナダ5%。ブラジルの15%という数字は中国、米国に次ぐ3番目に高い数字となった。
また、2013年への短期展望で「自社の成長に大いに自信あり」と答えた社長は2012年調査より4%ポイント減った36%。だが、「13年の経済状況は悪くなる」と答えた社長は前回調査の48%から28%に減り、52%が「現状維持」と答えている。