ホーム | コラム | 大耳小耳 | 大耳小耳

大耳小耳

ニッケイ新聞 2013年1月30日付け

 海洋研究開発機構の関係者によると、潜水艦「しんかい6500」は、1989年の完成以来改造を繰り返しながら、通算1400回以上の潜行を達成してきたのだとか。特筆すべきはその安全性で、過去に一度の事故も起こしてないという。北里博士も「近年海洋研究に力を入れだしたブラジル政府も、こういった実績を大きく評価してくれている」と胸を張る。日伯共同での世界的な発見に期待!
     ◎
 『ふれあい日本語センター』に参加したサンファン学園の本多由美教諭によると、学校のあるサンファン移住地も現地人の流入が進み、日本語を話さないボリビア人の母親を持つ生徒が増えているという。昨年6月からは、そんな母親たちのために学校の婦人会が日本語教室を開催し、教師もボランティアとして指導に参加、「子供たちとのコミュニケーションに役立つ」など好評を博しているとか。
     ◎
 今月5日付本紙でサンパウロ市のバンド「グループフレンズ」がNHKの特番『熱血!オヤジバトル』の最終選考に残ったことを紹介した。結果を期待しつつ25日の本選出場バンドの決定を待ったが、あえなく落選…。ところが蛯原忠男代表に話を聞くと「ブラジルの日系バンドということで興味を持ってもらえ、番組内で紹介されることが決まった」とか。来月に来伯取材が行われ、放送日は3月の下旬〜4月に予定されているという。