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県連ふるさと巡り=10月にドミニカへ

ニッケイ新聞 2013年2月2日付け

 ブラジル日本都道府県人会連合会(園田昭憲会長)主催の『第40回移民のふるさと巡り』で10月、初めてドミニカ共和国を訪問する。
 10月17〜23日の日程で、サントドミンゴ、ジャラバコア、コンスタンザ各市の日本人会館を訪問し交流を行う。
 同国への移住政策は1956年に始まり、59年までの間に249家族1319人が移住。その後、土地の利権や生活の実態等、日本政府側が提示した条件と大きく乖離していたことが問題化。1961年に日本政府は失策を認め、集団帰国を実施。8割が帰国または南米諸国等に移住した。
 移民らによって多額の損害賠償請求が起こされたことや、2006年に小泉純一郎首相(当時)が官邸に代表らを招き、公式謝罪を行ったことで日本でも関心を呼んだ。
 申し込み・問い合わせはグローバル・ツーリズモ(11・3572・8990)まで。