ブラジル国内ニュース(アーカイブ)

ナイトクラブ火災から1週間=南大河州一帯で追悼ミサ

ニッケイ新聞 2013年2月5日付け

 1月27日の南大河州サンタマリアのナイトクラブ「Kiss」の火災から1週間が経った2月2日から4日にかけ、南大河州の各地で追悼ミサが行われた。4日付伯字紙が報じている。
 サンタマリア市では2日、複数の教会で初七日のミサが行われた。最も大規模だったのは、ノッサ・セニョーラ・デ・ミジアネイラ・デ・トーダス・アス・グラッサス大聖堂でのミサだった。
 3日未明には、火災現場「Kiss」の前に約2千人が集まった。遺族や元同僚など、犠牲者と何らかの関係がある人々の顔は悲しみに包まれ、その年齢は、息子を亡くした70歳台男性から母親に抱かれ、顔を隠してしゃくりあげる子供まで様々だった。参加者たちは出火時刻の午前2時30分に拍手をしてから帰途についたが、祈りや嘆き、絶望と恋しさの叫びの中、気分が悪くなりボランティアに救護される人も数多く見られた。
 大聖堂から現場までの追悼行進には4万人の参加が見込まれていたが、強い雨でミサ参列者の多くは無言で帰宅し、参加者は4千人ほどだった。
 2〜3日の南大河州は追悼一色で、カシアス・ド・スール市では300人の若者が追悼行進を行い、サッカーの南大河州選手権では1分間の黙祷が捧げられた。また、ポルト・アレグレのファロウピリャ広場には白い服を着た数百人の人が集まり、犠牲者数と同じ237の風船を空に放った。
 サンタマリアの大聖堂でのミサは、237人目の犠牲者が出たとの知らせでより重く悲しい空気になった。亡くなったのは、ポルト・アレグレの病院で加療中だったサンタマリア連邦大学(UFSM)経営学科卒業生のブルーノ・ポルテラ・フリックスさん(22)。恋人のジェシカ・デュアルテさん(20)は今も同市の病院に入院中だ。学生や卒業生から115人の犠牲者が出たUFSMでは授業初日の4日、学生や遺族たちによる追悼行進が行われた。

こちらの記事もどうぞ

Back to top button