ニッケイ新聞 2013年2月7日
コチア青年連絡協議会(白旗信会長)主催の『第2回三世研修訪日団』が先月22日に帰国し、白旗会長ら関係者4人が報告のため28日に来社した。
2010年末にあった初回に続き、三世17人を含む36人が参加。12月26日〜1月22日まで、前半で父祖の地を訪ね、後半は広島、神戸、京都、横浜、東京などを観光した。
門脇孝一さん(75、山形)は「孫に雪を見せられた」と笑顔。「帰国後も孫が同年代のはとことメールで連絡を取り合っている。新しい時代の日伯交流が始まった」と感慨深げに話した。
皇居で17日、皇太子殿下に接見したことに触れた白旗会長は「ブラジルの若者でこういった機会がある人はいない。本当に貴重な経験」と満足げに話した。
杓田美代子副団長は「参加者の中には、それまでコチア青年の活動に全く携わって来なかった二世もいたが『参加して良かった。素晴らしかった』と聞いた。これからも長く続けたい」と継続的な開催に意欲を示した。次回は2014年の年末を予定している。