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沖会長続投、移住史編纂に力=農大会総会に40人

ニッケイ新聞 2013年2月9日

 ブラジル東京農大会(沖眞一会長)の定期総会が3日、同会館で約40人が出席して行われた。
 事業報告では、8月にサンパウロ市内であった『海外交友大会インサンパウロ』が、北南米、日本から約110人が参加し、成功裏に終わったことが報告された。
 来年度の事業計画の中心は、10万レアルの予算が組まれた移住史編纂事業。約700項、700〜1千部程度の出版を予定している。坂東喜内氏が同大出身者として初渡伯してから100周年にあたる2014年8月の発刊を目指す。
 役員改選では、沖氏が会長続投、第一副会長に原島義弘、第二副会長を藤縄貢の各氏とするシャッパが提出され、拍手で承認された。
 新たな副会長として挨拶に立った原島氏は「沖会長らと『楽しく、仲良く、正しく』を信条に諸先輩方を大切する会運営を」と意気込んだ。
 閉会後には和やかに会食が行われた。