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ベント16世が辞任を表明=高齢で重責果たせず
ニッケイ新聞 2013年2月12日
2005年にローマ法王となったベネディクト(ポ語ではベント)16世(85)が11日の枢機卿会議で、2月28日をもって辞任する意向を表明したと同日付ブラジルメディアが報じた。
78歳で第265代法王に就任したベネディクト16世は、2010年に病気か年齢的に職務遂行不能と判断した場合は辞任する意向を示していたが、今回は、祈りの中で、法王職を全うするために必要な体力や気力が残っていない事を示されたという。
現職法王の辞任は1415年のグレゴリオ12世以来で、セアラ州フォルタレーザでの集会に参加していた1万2千人のカトリック信者も突然の知らせに驚いた。
ベネディクト16世は2007年5月に来伯。子供を抱き寄せたりする姿は厳格な法王のイメージを打ち壊し、「ベント16世」信奉者が増えていた。今年は「世界青年の年」で、7月23〜28日にリオで開かれるワールドユースデーにも参加の予定だった。集会は予定通り行われる。
次の法王は3月31日の復活祭前に80歳以下の枢機卿の中から選ばれる見込みで、ブラジルにも、サルバドールのジェラウド・マジェラ・アギネロ(79)、全国司教会議議長のクラウジオ・ウメス(78)、アパレシーダのライムンド・ダマスコ・アシス(76)、ブラジリアのジョアン・ブラズ・デ・アヴィス(66)、サンパウロ市のオジロ・シェレル(63)の5人の有資格者がいる。