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サンパウロ市の観光スポットは?=1位はMASPの26%

ニッケイ新聞 2013年2月19日

 サンパウロ市を訪れる観光客が目当てとする場所のトップはパウリスタにあるサンパウロ美術館(MASP)で、ブラジル人観光客は26%がここを訪れると18日付エスタード紙が報じた。
 市内8カ所のインフォメーションセンターで観光客4817人にアンケートを行った結果、ブラジル人観光客の26%、外国人の場合は14・5%が、目的地はMASPと答えたという。
 1947年創設のMASPは、1968年に現在のような4本の柱に支えられ地上階に大きな空間がある建物に変わり、英国のエリザベス2世も訪問した場所の一つだ。訪問客は1日2500人で、12年は計84万5101人が訪れた。
 また、先日80周年を迎えたメルカドンも、ブラジル人観光客の10・4%(2位)、外国人観光客の8・4%(3位)の人気スポット。イビラプエラ公園はブラジル人の9・1%(3位)、外国人の11・3%(2位)が訪問する場所だという。
 その他の人気スポットは、ブラジル人観光客の場合がポルトガル語博物館、パウリスタ大通り、外国人観光客の場合はパウリスタ大通りとセントロ。サンパウロ市観光局は、観光客への対応能力拡大のため、コンゴーニャス空港にもインフォメーションセンターを新設する予定だという。

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