ニッケイ新聞 2013年2月19日
世界のロータリークラブを会員とする連合組織「国際ロータリー」の会長、田中作治氏を招いたフォーラム『平和のためのロータリー(Forum Rotary Pela Paz)』が23日午前8時から、サン・カエターノ・ド・スル市のコレージオ・エドアルド・ゴメス(Rua Major Carlos Del Prete, 1120, Sao Antonio)で開かれる。非会員も参加可能で、入場無料。
田中氏は同組織の日本人の会長としては3人目。20日に来伯し、当地のロータリークラブの活動を視察した後で23日の開会式に出席する。フォーラムでは講演、いけばなや折り紙などのワークショップもある。
午後2時からは市内の別会場(espaco Casa de Vidro da Fundacao Pro-Memoria de Sao Caetano do Sul、住所=Av.Goias, 1111?Santa Paula)で原爆パネル展が開かれる。会場では被害を受けた市街地のポスター展示、DVD上映、小中学生の感想文コンクールがあり、3月9日(火〜土、午前10時〜午後5時)まで一般公開する。
案内のため来社したジョアン・アントニオ・フィゲイレード国際ロータリー理事、主催の4420地区のガバナー、マルコス・ルイス・ザナルド氏夫妻、サン・カエターノロータリークラブ会員の豊田瑠美さんは、「田中会長は、当地の移住者と境遇が似て苦労した人で、ブラジルに迎えられて嬉しい。非会員の人でもロータリーの仕事を見てもらいたい」と呼びかけた。
申し込みはサイト(www.rotary4420.com.br)にて、問い合わせは豊田さん(11・3438・2272/99630・5633)。