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サンパウロ州内陸部で大規模強盗=盗品のタブレットなど回収

ニッケイ新聞 2013年2月22日

 サンパウロ州市警が19日夜から20日未明に、サンパウロ州カンピーナスで16日に強奪された電子機器の一部を回収したと21日付伯字紙が報じた。
 16日の事件は、武装した犯罪者約30人が警備会社の車に偽装した車やトラック10台など計18台の車でカンピーナス市のブラジル輸送センター(CLB)を襲撃、センター内にあるスペイン系企業Celisticsの倉庫からタブレットやスマートフォンを大量に奪って逃げたもの。犯人達は警備員達の武器や防弾チョッキ、警備システム用コンピューターも持ち去った。
 盗品が見つかったのはサンパウロ市西部と大サンパウロ市圏ヴァルジェン・グランデ・パウリスタ、コチアの民家や放置トラック内で、大サンパウロ市圏では容疑者2人が逮捕された。
 回収された品は全体の約4分の1で、1500万レアル相当分。同時に回収された警備システム用コンピューターの映像は、警察が解析中だ。