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東西南北

ニッケイ新聞 2013年2月28日

 体調不良などの理由で12年3月に23年つとめたブラジルサッカー連盟の会長を辞任したリカルド・テイシェイラ氏は、27日付フォーリャ紙によると米国マイアミの海沿いの大豪邸で悠悠自適の隠居生活をしているとか。世界的な有名歌手やハリウッド俳優も家を持つ地域の豪邸は1780平米で、値段は1500万レアルとも。会長時代の数々の汚職汚職疑惑ゆえ、金のことが気になるが。
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 26日付本頁でも報じた昨年のサンパウロ市市長選候補のガブリエル・シャリッタ下議のサンパウロ州教育局長時代(2002〜06年)の汚職疑惑で、告発者の元秘書は伯字紙へのインタビューに続き、検察局に、2005年に所属していた会社の上司とやり取りしたシャリッタ氏への贈賄に関するEメールの資料を提出した。これらの疑惑噴出により、シャリッタ氏は、噂されていた連邦内閣入りが破談になりそうだ。同氏はEメールについての発言を避けている。
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 リオのニテロイ大司教区のエミルソン・ソアレス・コレア神父(56)が、15歳の少女と教会の中で性交渉する様子を撮影したビデオが、現在19歳になったその少女本人によって警察に届けられた。少女は神父を幼児虐待で訴えているが、少女の証言によると、10歳になる自身の妹は7歳の頃から性的虐待を受けていたという。神父は容疑を否定しているが。