ニッケイ新聞 2013年3月5日
山形県人会の元副会長国井精さんが、1日午後9時ごろインコール病院で心筋梗塞のため逝去した。享年77。
翌日アラサー墓地で通夜が執り行われ、ヴィラ・アルピーナ火葬場で荼毘に付された。
1936年、サンパウロ州ポンペイア市郊外のジャクチンガ植民地生まれ。両親は山形県天童市出身。
24歳で出聖し、60年ごろ家電製品の修理などを行う「エレトロ・レアル」を設立した。
1998年から10年間山形県人会の副会長、聖西日本語教育連合会の相談役を約40年間務めた。ブラジル国際交流協会を立ち上げ、日本カントリークラブと山形県とのサッカー交流にも尽力した。「ジャクチンガ植民地出身者の集い」の世話人も務めた。
初七日法要は9日午後2時40分から、西本願寺(Rua Changua, 108, Chacara Inglesa)で執り行われる。遺骨は同寺の納骨堂に納められる。