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サンパウロ州政府が救急隊強化=Sマリアの火災など受け
ニッケイ新聞 2013年3月6日
サンパウロ州政府が4日、緊急事態に対応するための医療のエリート部隊を強化すると発表した。
4日付エスタード紙によると、緊急事態対応救助班(Grau)は、大規模火災や爆発事故、土砂崩れなどの緊急事態を専門的に扱う医師や看護婦のエリート集団で、軍警のヘリコプター〃アギア〃や小規模な集中治療室並みの設備のある救急車両で救命処置を行う。
州政府によると、Grauの強化は、軍警によるけが人や病人の救助を禁ずるという州条例により、消防の救急隊やSAMUの負担が増えた事や、南大河州サンタマリアのナイトクラブでの火災事故のような事態が発生した時に対応できるようにするためだ。
具体的には、地上用の救急車両を現在の250台から305台に増やすほか、外科や麻酔科などの医師136人、看護士122人を新規に採用する予定で、バウルー、アラサツーバ、リベイロン・プレットなどの町には、Grau用の基地も増設する。
州政府の担当者によると、今回のGrau強化のための予算は3470万レアル。救急活動関係の年間経費は、現行予算の500万レアルから2200万レアルに跳ね上がると見込まれている。