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ニッケイ新聞 2013年3月14日

 高校生平和大使の佐藤仁彦さんが活動に参加した動機は、「中学時代に高校生1万人署名運動をテレビで観て、同世代の活動に感銘を受けたから」。自分もやってみたいと思い、高校進学時、実家のある南島原市から一人で長崎市へ移ったという志の持ち主だ。「昨年平和大使としてスイスに行き、たくさんのことを学んだ。知らないことが一番怖い。ブラジル人が平和のことについて考えるきっかけ作りをしたい」。こういう若者の存在が、在伯被爆者にとっては一番頼もしいはず。
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 岐阜大学への県費留学生、大野キヨコ・ルマさん(25、三世)が「ぎふ国際交流大使」に委嘱された。岐阜新聞が報じた。帰国後も県の海外戦略に貢献してもらおうと、定期的に県内の情報を送り、母国でPRや県人会活動、現地情報の提供に携わってもらうというもの。大野さんは理学療法士で、4月から1年間同大医学部に研究生として在籍。地域に住むブラジル人の医療通訳や医療ボランティアにも積極的に参加したとか。県庁での委嘱式で、「岐阜はきれいなところ。インターネットも使って良さを伝えたい」とコメント。岐阜県人にとっては嬉しい存在になりそう。
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 本紙の代表番号が変わった。以前の番号(11・3208・3977)はあと数日で使用できなくなるが、現在も呼び出し音が鳴るにも関わらず、応対しないので大変ご迷惑をおかけしている。新しい番号は(11・3340・6060)。ご家庭のアジェンダなどに書いておられる方は、お書き換えをお願いします。