ニッケイ新聞 2013年3月16日
ブラジル日本文化福祉協会・音楽委員会が韓国人ピアニストのシン・アエ・リーさんを招き、『第62回文協ドミンゴコンサート』を24日午前11時から、同文協小講堂(Rua Sao Joaquim 381, Liberdade)で開催する。
韓国ソウル生まれ、5歳からピアノを嗜む。18歳で渡伯後、サンパウロ市サンタマルセリーナ大学ピアノ学科を卒業し、独奏者として全伯各地で公演を行う。同委員会の本田ジュリア委員長がシンさんの公演に感銘を受け、文協公演を依頼した。ドミンゴコンサートの韓国人出演は初。
モーツアルトやバッハ、当地の作曲家エルネスト・ナザレーのブラジル風タンゴ「オデオン」や、日本の童謡作詞家・野口雨情氏の代表作「七つの子」など全7曲を演奏する。
案内のため来社した羽田宗義副委員長と山川純子さんは、「今年は韓国人の移住50周年。日韓の親睦を深めるためにも、いいコンサートにしたい」と話している。
入場無料だが、保存のきく食料1キロの持ち寄りを呼びかけている。
問い合わせは同文協(11・3208・1755)まで。