ニッケイ新聞 2013年3月20日
「福島県の食文化を世界に」と張り切る曽我部威さん。「在外県人会サミット」出席後は喜多方市役所を訪れ、市長や会津喜多方商工会議所副会頭、大和川酒造の佐藤弥右衛門・9代目蔵元、五十嵐製麺の五十嵐隆代表取締役らと会合した。「ブラジルには必ずラーメンの時代が来る。まずは視察に」と呼びかけたところ、早速佐藤、五十嵐両氏が今年の日本祭り参加を申し出、市も引き続き支援を表明。今年の日本祭りの「喜多方ラーメン」には期待が集まりそう。
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青木カナさんが新しく発売するCDアルバム『EM OBRAS』は、約3年前に逝去した音楽家ゼ・ロドリクス氏への顕彰の意を込めて作られたもの。歌手エリス・レジーナが歌った「カーザ・ノ・カンポ」などヒット曲を残し、また若い音楽家の育成に努めた人物だ。CDのタイトルは、彼が死ぬ間際に残した「人間は死ぬが作品(Obras)は永遠に残る」という言葉にちなんでつけたものとか。
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文協会長選挙に向け、山村敏明氏ら小川派が提案した〃融合シャッパ〃の可能性の有無はどれくらいあるのか—。現体制派諸氏に電話しても連絡がとれなかったため、山村氏に体制派から返事があったかどうか尋ねると、「木曜日までに返事をするから、それまで待ってほしいと連絡があった」とのこと。体制派は16日に会合を開いて18日中に返事をする予定だったが、先延ばしになった。この申し出に体制派も困惑しているのか、それとも〃雲上人〃の意見を聞くのに時間がかかっているのか?