ニッケイ新聞 2013年3月22日
デザイナー・山本フェルナンダさんの祖父は、衣類や化粧品等のカタログ販売「ヒロシマ」の創始者。初めはサンパウロ市セントロのショッピング街25・デ・マルソの商品の小売業者としてスタートしたが、カタログ導入、オリジナル商品の製作と年々規模を拡大し、今では25万の小売業者を抱える大企業に。そんな祖父の血を受け継いだ山本さんも、経営の才能を大いに発揮中。
◎
山村敏明氏らが提案した融合シャッパへの体制派の回答について、本紙ポ語版「JORNAL NIPPAk」記者が18日に木多喜八郎会長に取材したところ、「花田氏だけは入れ、3人は新たな候補者を要請する」と伝えていた。21日午後3時、本紙の電話取材に対して桂川富夫副会長は「それで間違いない」と答えた。ただ、1時間後に届いたメールを読むと話は違っていた。山村敏明氏は、「4人とも拒絶されたということ。話し合う気もない」と断言した後で、「最後の最後まで融合を、という気持ちだったが…」と無念そうに付け加えた。
◎
長編ドキュメンタリー映画『ライトアップ・ニッポン』の上映会が23、24の両日午後2時半から、ラザール・セガル美術館内の映画館(Rua Berta, 111, Vila Mariana)で開催される。国際交流基金主催。東日本大震災から5カ月後、被災地や日本を元気付けようと、東北の太平洋沿岸10カ所で一斉に花火を打上げたプロジェクトに密着したもの。興味のある方は足を運んでみては。