ニッケイ新聞 2013年3月26日
法王フランシスコ(1世)が棕櫚(しゅろ)の主日(ドミンゴ・デ・ラモス)にあたる24日のミサで、7月23〜28日のリオ市での世界青年大会への参加を明らかにし、青年達にも参加を呼びかけたと25日付伯字紙が報じた。
「ヨハネ・パウロ2世やベネディクト(ベント)16世同様、私も青年大会に参加」「7月を楽しみにしている」「ブラジルの大都市で会おう」と語った法王は、25万人が集まったサンピエトロ広場をオープンカータイプの車で回り、子供達に口づけするなど、庶民との接触度は従来の法王と比較できないほどだ。
法王批判をしたジウマ大統領やクリスチーナ亜国大統領も初会談後に態度が変わったという新法王は、28日の洗足の木曜日は、バチカンの聖堂やローマ市内の寺院ではなく少年院を訪問、少年達の足を洗うという。