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ニッケイ新聞 2013年3月26日

 「ラテンアメリカ諸国とのグローバルな文化交流を目指して」、京都ブラジル文化協会と京都メキシコ文化協会が合併して「京都ラテンアメリカ文化協会」が発足した。設立総会は昨年6月にあり、メキシコ料理を楽しむ会、京都外大への南米出身留学生を囲む会、日本ラチーノ学院への訪問、アルゼンチンタンゴ鑑賞会などのイベントが行われているようだ。外国人が多い京都で、ぜひ双方を繋ぐような活動を進めてもらいたいもの。
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 当地への進出を目指すコーチA社。「コーチング」というと聞きなれないが、スポーツ界でよく使われるあの「コーチ」と同じ言葉。人材開発の手段とし、80〜90年代頃のアメリカで注目され始め、世界各国に広まった。企業経営だけでなく、個人の成長を促すセルフコーチングや教育コーチングなど、幅広く応用されている。組織活性化や刷新を目指す日系団体にとっても、利用の価値がありそう。
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 第2次招集の午前9時を過ぎても文協の総会が、なかなか始まらない。選挙管理委員長の大原毅氏はいるのだがーと思っていたら、原田清・評議員会長が15分遅れで到着した途端、司会が始まった。パトロンのいる飲み会じゃあるまいし、待つことに意味はあるのだろうか。文協のこうした〃空気の支配〃は評議員が誰になろうが変わりはしないのだろう。出席したのは理事やスーツ姿のお偉方ばかり。会員不在の文協もまた変わらない。