ニッケイ新聞 2013年3月27日
14年のサッカー・ワールドカップや16年のリオ五輪警備に空軍や連警の無人機使用が決まり、6月15〜30日のコンフェデレーションズ杯で試験運用と25日付G1サイトが報じた。
2月18日にイスラエル製の無人機2機を受け取った空軍は、1月にナイトクラブの火災が起きた南大河州サンタマリアの基地で3月から組み立て開始。10年にテスト用に配備された2機と共にW杯に使用される。
ブラジルでのイベント警備での無人機利用は12年のリオ+20が最初で、100人以上の各国首脳の集まる地区の警備は、無人機からの映像を24時間解析して行われた。
W杯やアマゾン警備用の無人機は10キロ以下の小型機だ。全伯では2〜150キロの無人機が国境や刑務所の警備、科学調査などに使われており、陸軍には14年、エンブラエルやアヴィブラスとイスラエル企業が共同製作中の800キロ超の大型機が納入される。