ニッケイ新聞 2013年3月29日
ブラジル鹿児島実習生(8期)の鮫島由里穂さん(26)が、サンパウロ新聞で2年間の記者実習を終え、来週帰国するにあたり本紙に挨拶に訪れた。
研修期間は2011年4月〜今月末まで。通常の研修期間は1年間だが、「もっとブラジルを知りたい」と延長した。
本が大好きで、日本では図書館の職員として書庫の整理に携わった。初めての記者経験を振り返り、「自分の仕事が目に見える形で残ったことが嬉しい」と充実感をにじませ、「これだけの日系社会がある国は他にない。移住地の日本祭りの勢いもすごかった」と感嘆した様子で語った。
日系社会の存在や気候など、当地の様々な面に魅力を感じたという。「もう一度ビザが取れれば帰って来たい」と笑顔を見せた。