ニッケイ新聞 2013年4月2日
リオ市コパカバーナで3月30日未明、外国人男性を暴行した強盗が恋人の外国人女性を強姦と1日付伯字紙が報じた。被害者達がセントロへ行くバンに乗ったのは3月29日深夜。他にも乗客数人がいたが、コパカバーナを出ないうちに強盗に早変わりした乗客が他の乗客の所持品を奪い、降車を命じた。
犯人達は20歳前後の外国人2人の降車を許さず、鉄パイプなどで殴り手錠をかけた男性の面前で、恋人の女性を強姦した。犯人らは2人をニテロイやサンゴンサロまで引き回し、カードで飲み食いし、金を引き出した上、6時間後にイタボライの路上で解放した。
31日に容疑者2人が逮捕された後、犯人像をTVで見た別の女性も強姦被害を申し出たため、警察は共犯1人の行方捜索と共に余罪を追及。未青年者1人の事件への関与についても捜査中だ。