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ニッケイ新聞 2013年4月2日

 最近、砂糖の害を訴えるサイトをよく見かける。砂糖の過剰摂取というと、糖尿病や肥満を思い浮かべるが、最近、血糖値の低下が引き起こす「機能性低血糖症」の認知度が高まりつつあるという。疲れやすさや集中力の欠如、自制がきかない、肌あれ、冷え性など症状は多岐にわたり、最近の子どものキレやすさの一因という説もあるとか。そういえば、ブラジル人もかなりの甘党だが…。    
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日本で「太陽のマテ茶」が好調な売れ行きを見せているようだ。昨年3月の発売から、当初見込みの5割を越える勢いだという。ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富なことから「飲むサラダ」として発売を開始。健康、ダイエットが大好きな日本人の気持ちをくすぐったよう。某紙によれば企画担当者は「ブラジル人は肉食ながら肥満傾向が低いことから、肉食と健康志向のコンセプトが合致した」とか。どこのデータを取ったのか、「???」のコメントだが、ブラジルを近くに感じてもらうことでよしとしましょう。     
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法務省の統計によれば、都道府県別では47都道府県中、27の都府県で在留外国人数が減少した。最も多いのは東京都(39万3974人)で全国の19・3%、それに大阪、愛知、神奈川、埼玉と続く。東日本大震災の被災地域では岩手、宮城、福島3県における昨年末の在留外国人数は、岩手で3・1%増、宮城で2・6%増、福島で3・2%減だった。やはり、福島は原発事故のネガティブイメージが強いことが伺われる。