ニッケイ新聞 2013年4月10日
毎年恒例となったインフルエンザ予防接種キャンペーンが、15日から26日まで行われる。
3月26日の保健省発表によると、今回使用するワクチンはA型2種(H1N1とH3N2)とB型の混合型で、対象者は、60歳以上の人、生後6カ月〜2歳の乳幼児、先住民、妊婦、産後45日以内の女性、身体障害者、医療関係者、慢性病患者となっている。対象となる人の総数は約3920万人で、保健省では、すべての保健所で接種できるよう、4300万人分のワクチンを配布する。保健所では、20日の土曜日も予防接種を行う予定だ。
インフルエンザの予防接種を受けると、肺炎による入院が32〜45%減少、こじらせて死ぬ例は39〜75%減るといわれている。