ニッケイ新聞 2013年4月10日
サンパウロ州北部海岸サンセバスチアン沖で起きた船舶用の燃料油流出事故の被害が、サンセバスチアン市とカラグアタトゥーバ市の海岸に及んだと8日付伯字紙が報じた。
油漏れが確認されたのは5日夕方で、カラグアでは6日夜漂着してきた油が7日に海水浴客の肌に付着し始めた。週末を海岸で過ごそうとして同市に来た観光客が不満の色を隠せない中、ペトロブラスが海面と砂浜の油除去作業を実施。サンパウロ州環境浄化技術公社は8日、トランスペトロに1千万レアルの罰金を科した。