ニッケイ新聞 2013年4月18日
今年の日本祭りで『日本食べ歩き』を企画している、秋田県の佐々木正光さん。健康食品会社等を経営する傍ら、NPO法人ベラルーシ友好協会を設立し同国を50回近く訪問、20年以上チェルノブイリ原発被災者を医療支援してきた。その功績が評価され、昨月同国名誉領事に就任。東北6県を管轄する名誉領事館を協会内に開設したほか、同国との協力体制を強化し、ベラルーシの医療対応のノウハウを東北被災地に役立てるなど、復興への取り組みにも力を注いでいる。
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日本の報道によれば、日立製作所が「市場に密着したグローバル研究開発体制の強化策」として、現在280人が在籍する海外の研究開発人員を、2015年度までに400人に拡大するそう。地元の人材を積極的にリーダーに登用し、地域に密着した研究開発を加速するとのことで、ブラジルでは6月に新たな研究拠点「ブラジル研究所」が開設される見込み。世界で7カ所目の拠点となる。事業所はよく聞くが、日本企業の研究所設置は珍しい。どんな研究開発が行われるのか—期待したい。