ニッケイ新聞 2013年4月19日
文協図書委員会による『秋の古本市』が14日、同文協展示室で開かれた。前日から続く小雨にも関わらず約420人が来場し、過去最高の1万3400レアルを売り上げた。
春、秋と年2回開催。日本語の書籍、雑誌、辞書、漫画やポ語書籍など、図書館に複数所蔵されていた本など約8千冊が、2〜10レと安価で販売された。今年はポ語の漫画本も加わったせいか非日系の買い物客も多く、また中古ブランドグッズや子ども用品コーナーも人気だった。前日の準備も含め、のべ83人のボランティアが協力した。
文協関係者によれば、「高齢の客が多いため、いつも売れ筋は決まっていたが、今回は語学の古い辞書が良く売れた」と言う。収益は、同図書館の運営に充てられる。