ニッケイ新聞 2013年4月25日
ルーラ前大統領が6月から米国のニューヨーク・タイムス紙の通信社に毎月コラムを寄稿することが決まった。ルーラ氏は22日にニューヨークで契約を交わした。このコラムは世界の政治・経済について語ったものになり、ブラジルについては語らないという。なお、このコラムは英語とスペイン語に翻訳されるが、新聞そのものには掲載されないという。
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サンパウロ市北部のジャルジン・ペリにあるコーシュン・タカラ大通りでは、2010年の開通以来、歩道の外灯がない状態が続いている。このため同地は暴力犯罪や窃盗、交通事故で知られるところとなり、近隣住人は午後6時を過ぎると家の外に出ない生活を続けているという。住民によると以前ここはファヴェーラで、当時は住民の家の電気で今よりは明るかったというが立ち退きでそれもなくなったという。これではファヴェーラの方がまだましか。
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サンパウロ市議会は23日、若者の間で人気のバイレ・ファンキを道路やガソリン・スタンド、駐車場で開催することを禁じる法案を賛成多数で可決した。これによると、違反者には2500レアルの罰金が科せられ、音響機材などは没収となる。今後は屋外開催を希望する場合、電気を使用しないか、周囲に人がいない場合のみで、それも市の判断が必要となる。若者の反応はいかに。