ニッケイ新聞 2013年4月25日
援協は20日午前に評議員会(大原毅会長)を行い27人(さらに委任状5通)が出席した。昨年度の事業と会計の承認、やすらぎホーム隣接地の憩の園寄付を決定した。午後に定期総会を開催して97人(さらに委任状37通)が出席し、昨年度の会計・事業報告を受け、新評議員を選出した。
おもな承認内容としては、総収入は11年度が約2億1778万レ(うち当期利益1344万レ)、12年度が約2億4223万レ(同1705万レ)だったこと。13年度の収支は約2億7681万レ(うちに友好病院が収入約2億5068万レと9割を占める)が予定されている。
13年度は自閉症児療育学級に49万レ、サンミゲル病院建設(6月開始予定)に395万レ、グアルーリョス病院建設に237万レを投資する予定になっている。
着実に利益を出しながらSUS病院建設に投資するなど、健全なまま規模拡大しており、下本八郎評議員は「素晴らしい財務内容だ。理事会の働きを賞賛したい」とコメントした。