ブラジル国内ニュース(アーカイブ)

サッカー=マラカナンが再オープン=コ杯とW杯の決勝の地

ニッケイ新聞 2013年4月30日

 14年W杯の決勝の舞台にもなるリオのマラカナン・スタジアムで27日、2年8カ月ぶりにテストゲームが開催された。28日付伯字紙が報じている。
 マラカナンは、1950年のW杯開催のために建設されたブラジル屈指の由緒あるスタジアムで、同杯決勝で開催国のブラジルがウルグアイにまさかの黒星を喫したのもここだ。
 それ以降はフラメンゴの本拠地としてお馴染みで、同チームが生んだ最大のスター、ジーコの活躍で知られているが、1969年にペレが通算1千得点をあげたことや92年7月のフラメンゴ対ボタフォゴ戦でスタンドの一部が落下し、観客3人が死亡する事故が起きたことでも有名だ。
 ブラジルサッカー史に残る試合の数々を刻み込んだマラカナンは、2010年8月に13年コンフェデ杯と14年W杯のための改装を開始。2年8カ月間の改装費用は9億3200万レアルだ。
 今回の改装で、コベルトゥーラ(屋根)が従来の30メートルから70メートルに拡張され、観客席の95%を覆うようになった。この屋根は日光を通すが熱を遮断する機能が強くなるという。また、電力は太陽光システムを導入、省エネの近代的なものとなる。
 スタジアム全体は若干小さくなり動員数も7万8千人と少なくなったが、観客席からフィールドまでの距離はサイド部分の28メートルが14メートルに縮んだ(ゴール奥は27メートルのまま)。ランショネッテやバール、ロッカー、トイレなどを増設。防犯カメラも360個設置してセキュリティも強化した。
 27日のゲームは、かつてのスター、ロナウドやベベット参加の特別試合で、ジウマ大統領やカブラル知事らのほか、工事に従事した労働者やその家族が招待された。
 コンフェデ杯でのマラカナンの試合は6月16日のメキシコ対イタリア戦で幕を明け、決勝を含む3試合が行われる。

こちらの記事もどうぞ

Back to top button