ニッケイ新聞 2013年5月4日
在聖総領事館の福嶌教輝総領事が星野元宏領事と共に4月16日から3日間、マット・グロッソ州を訪問した。
初日、総領事はクイアバ市のマウロ・メンデス市長と会談。「第3回七夕祭り」を9月6〜8日、パンタナール・ショッピング内で開催することを決定。昨年も同会場で開かれ、3日間で約百人のアーティストが参加、約7万人が来場している。
次にシルヴァル・バルボーザ州知事とも面会し、同州と日本の経済、政治的協力関係について話し合った。同州サイトによれば、日本の総領事が関係緊密化を目的に州を訪問するのは初。
福嶌総領事は「マット・グロッソは大自然に恵まれた重要な観光地。日本の観光企業をもっと呼び寄せたい。W杯の時は、日本から4千人がクイアバを訪れる見込み」などと話したという。
クイアバとヴァルゼア・グランデ移住地の日本人会会長、伊澤祐二さん(二世)は「会談は大成功。総領事はロンドノポリスとカセレスも訪問し、日系団体や日本語学校、ワニ養殖組合やパンタナールを訪れ各地で歓迎を受けていた」と訪問を喜んでいた。