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アゼヴェド大使が当選=WTO事務局長に初のブラジル人

ニッケイ新聞 2013年5月8日

 世界貿易機構(WTO)の事務局長選で、ブラジル常駐代表のロベルト・アゼヴェド大使が選出されたと7日付各紙サイトが報じた。
 外務省の予想ではアゼヴェド氏有利とされながら、7日付伯字紙が欧州連合(EU)はメキシコのエルミニオ・ブランコ氏を支持する事を決めたと報じたりして、下馬評が割れていた。
 WTOは生活の質や所得の向上、雇用の確保、生産性の向上と財やサービスの流通などを目的とする国際機関で、ブラジルが綿の補助金問題で米国、砂糖の補助金問題でEUを起訴する一方、ブラジルの保護主義色が強まっていると先進諸国からの批判の声が強まってもいる。
 ブラジル外務省によると、先進諸国の票はメキシコ大使に集まったが、最終的には新興国や発展途上国の支持を得たアゼヴェド氏が事務局長の座を射止めたという。正式発表は8日で、1995年の創設以来、ブラジル出身の事務局長就任は初めて。アゼヴェド氏は55歳で1983年からブラジル外務省に勤務、経済畑での働きは20年以上に渡り、2008年からWTO常駐代表を務めている。アゼヴェド氏は選挙キャンペーン中、WTOではブラジルに偏った判断をする事はないと発言してきた。

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