ニッケイ新聞 2013年5月8日
サンパウロ市の曹洞宗仏心寺婦人部(斎藤明子部長)は5日、大鑑閣サロンで第21回慈善バザーを開催し、600人ほどが訪れた。会場には衣料や食料品などのバザリスタ20軒に加え、婦人部の手作り品が並んだ。
婦人部長を6年も務めている斉藤部長は、「1週間前から準備を始め、昨日は夜まで50キロの餅を搗き、今朝は7時前から集まった。檀家の皆さんはもちろん、婦人部20余人、座禅会のボランティアのみなさんなど計40人が協力してくれている」と感謝した。
戦後移民の60代の女性は=サンベルナルド在住=は「檀家ではないが、手芸品が充実しているので何回も来ている」と微笑んだ。サンパウロ市在住の佐々木正直さん(89、愛知)も「毎年来ている。ヤキソバの味が良かった」と語った。