ホーム | 日系社会ニュース | ■ひとマチ点描■四世歌手が日本で挑戦

■ひとマチ点描■四世歌手が日本で挑戦

ニッケイ新聞 2013年5月9日

北川彰久伯NAK本部長、佐野さん、北川好美同会長

北川彰久伯NAK本部長、佐野さん、北川好美同会長

 アマチュア歌手日本一を決める大会「日本アマチュア歌謡祭」のグランプリ大会に出場するため、佐野明さん(26、四世)=パラナ州マリンガ市=が20日、応援団21人を引き連れて訪日する。
 同大会は日本アマチュア歌謡連盟(NAK本部)が主催して5月25日に東京・メルパルクホールで開催するもの。佐野さんは昨年9月のNAK全伯大会で『関東一本〆』(二葉百合子)を歌って見事優勝し、今回も同曲で挑む。
 ブラジルNAKの北川好美会長は「優勝もありえる」と太鼓判を捺す。当地NAK専務理事の宮井八州男さん(73、二世)と二人で大会に挑戦する。
 佐野さんは「6歳の時から歌っているが日本は初めて。不安だけど、日本に行けるのが嬉しい。入賞目指してがんばる!」と意気込んだ。カラオケ文化はいよいよ四世世代へ。目指せ日本プロデビュー! (深)