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ニッケイ新聞 2013年5月11日

 「リンゴの里」で知られるサンジョアキン農協。ワインでも気を吐いているが、ディズニーのデザインをつけたリンゴジュースも売れ行き上々だとか。関係者に聞くと、蜜が入ったリンゴは日本では「当たり」だが、ブラジルでは三級品なのだという。蜜の部分が腐りやすく、遠距離輸送に耐えないというのがその理由。現在では蜜が入っているかどうかを機械で調べられるそうだから、リベルダーデの店や青葉祭りなどで日本人を対象に売ったら評判になること間違いなしなのだが。
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 サンパウロ市東部で一軒屋に住んでいる某読者の家には灰色のペンキが常時置いてあるという。というのも「強盗が仲間に知らせるために家の壁に書かれるサインを消すため」だとか。塀の上に鉄条網を張るほど警戒しているが、その腹いせか門の南京錠に絶縁テープがぐるぐる巻きにされる嫌がらせも。「帰宅時、それを取るためモタモタしてるところを襲う気だろうね」。10日朝もフェイラに買い物に行こうとするとまたもや同じ状態に。「ほんま疲れるわ」とため息。
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 家庭用ゲーム機やゲームソフトの開発、製造、販売等を行うソニー・コンピュータエンタテインメントは7日、ゲーム機「プレイステーション3」の生産を当地の事業所で開始したことを発表した。同社のプレスリリースによれば生産はアマゾナス州マナウス市で行い、希望小売価格を1090レアルに引き下げるそう。これまでの輸入販売では高い関税がかかるため、現地生産へ切り替えて値下げし、経済成長を背景に販売拡大を目指す考えだ。日本のゲーム人気にますます拍車がかかりそう。