ニッケイ新聞 2013年5月15日
ブラジル力行会は21日午前9時から、ヘアメイク専門家の丹治知佐子さんによる「メイクアップ講座」も実施予定。昼食代込みで150レ。内容は毎日のお手入れやメイク、簡単でステキに決まるヘアスタイルの実習などで、「見違えるほどにみずみずしく変身できると好評」とか。日系団体にしては珍しいイベント、これも若手を呼び込む作戦か。詳しくはサイト(rikkokaidobrasil.pokebras.jp)まで。
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4月27日の文協評議員会で理事会、評議員会幹部のメンバーが選出されたが、その後理事15人、会長補佐5人、次席理事2人が決定した。目を引いたのは会長補佐5人。桂川富夫、秀島マルセーロ、白石マルセーロ、尾西貞夫各氏に続いて、ジャーナリスト日下野良武氏の名前が。これまでにもこの役職はあったようだが、ほとんど表に出てこなかったように思える。一億円寄付の立役者である日下野氏は、その使い途のお目付け役? それとも文協はさらに何かを期待している?
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先週土曜日付トップで報じた、帰国支援事業を利用した日系人女性の訴訟問題。今月6日に行った原告の夫への取材には、中日新聞の記者も同席しており、彼の記者は7日の夕刊トップでこれについて報じた。しかし関係者によれば、これにNHKの記者が激怒していたとか。4月時点で、両記者は本件について知らされていたが、先に取材を行っていたNHK側の先行報道が紳士協定として約束されていたという。ちなみにNHKの報道は、7日の午後6時10分から行われた。日本のマスコミのしがらみを目の当たりにして、些か困惑。