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ニッケイ新聞 2013年5月16日

 平野所長によれば、マルシアは「ブラジルが日本からも注目されるようになり、彼女自身もそれ関係の露出が増えている。これを機に『日伯の文化交流の懸け橋になる』との思いが強いようです」。昨年9月には、三菱自動車ショールーム内で開かれた「太陽の国ブラジル展」にゲストとして出演し、東日本大震災の被災者のためのチャリティーショーを行うなど、日伯のつながりを意識した活動に今まで以上に力を入れているようだ。
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 北東パライーバ州に住む夫婦が、6男9女全員に夫の名「ウォルター」を付けて命名した。マイナビニュースが報じた。しかも、女の子には性別を明確にするため更に「マリア」をつけたので、「ウォルタラシア・マリア」「ウォルタリビア・マリア」と随分凝った名前に。それが原因で苦労した彼女たちは自分の名前が大嫌い。だが、父親を愛する彼女らは「変な名前のおかげで強く生きられた」と感謝しているとか。
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 ロイター通信のニュースによれば、今月1日から、アメリカのワシントン州シアトルからブラジルを目指して、サッカーボールを蹴って運ぶドリブルをしながら旅をしていたリチャード・スワンソンさん(42)が14日、道中のオレゴン州西部で車にはねられて死亡した。直前に仕事を解雇されたことを機に、以前からの夢だったこの〃ドリブル旅行〃に挑戦したという。サンパウロ市まで直線距離でも1万キロ以上という大旅行は、たった500キロ足らずで道半ばに…。夢はW杯観戦だったというリチャードさんのためにも、大会の成功を祈るばかり。