ニッケイ新聞 2013年5月17日
パラナ州都クリチーバ市長に今年から就任したグスターボ・フルエさん(PDT)、同市都市計画研究所所長(IPPUC)、公共交通機関公社代表、環境局長らとともに山脇譲二市国際課日本担当補佐官(元市議)が18日から25日まで、国際協力機構(JICA)の招聘で訪日する。
スマートシティ(環境などの先端技術を用いて社会インフラを効率化・高度化した都市や地域のこと)について視察する。人口176万を誇り、環境先進都市として国連環境計画賞を受賞したことがある同市だけに、日本のあり方に関心が高いよう。
山脇補佐官は「僕と市長は、来年兵庫県姫路市とクリチーバ市が姉妹都市30周年なので、その打ち合わせに行く。現市長の父親がやはり市長だった時代に、この姉妹都市提携に調印した。親子2代で市長として関わるのはとても珍しい」との縁を強調した。