ニッケイ新聞 2013年5月21日
サンパウロ市では、欧州経済危機を逃れ、ブラジルの好景気にあやかろうとする外国人シェフやバーテンダーが増加中と19日付エスタード紙が報じた。
ノッサ・セニョーラ・ド・ロレト大通りに18日開業のエスキーナ・モコトのバーテンダー、アーロン・ローザ氏は1998年に英国でバーテンダーとなり、ブラジルで生活したいという願いが叶ったのは3年前。本場仕込みのカクテルなどを振舞ってくれる。
隣のモコト料理店は仏人シェフのジュリアン・メルシエール氏経営。米国でウエイトレスとして働いていたブラジル人女性の帰国と共に来伯し、2009年のブラジルにおけるフランス年にはモコト料理のフェスタも開いた。
サンパウロ市にはこのほかにも、本場のシェフらが醸し出す味と雰囲気を楽しめる場所が増えている。