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ニッケイ新聞 2013年5月21日

 『日本の美』の開会式では、裏千家ブラジルセンターが特別委員会を設け、約2年前から出版準備を進めてきた書籍『花』のランサメントも執り行われた。茶道といけ花、和暦についての三章構成で、それぞれの歴史・基礎知識や道具の扱い方など、約200頁にも及ぶ。委員会に所属し、作成に尽力したブラジルいけ花協会のエリソン・トンプソン・デ・リマ会長は「予定では100頁で終わるはずがいつのまにこんなに。たくさんの伝えるべきことをまとめられて良かった」と胸をなでおろしていた。
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 小説『放浪記』の著者として知られる作家の林芙美子が戦前、カナダのバンクーバーで発行されていた邦字紙「大陸日報」に、晩年の代表作『浮雲』(51年刊)の原型ともいえる短編小説を寄稿していた。共同通信などが報じた。31年8月12日付け同紙に掲載された『外交官と女』という約2千字の作品で、研究者の間でも全く知られていない作品のよう。林芙美子といえば、戦前海外を飛びまわって執筆活動をしていた〃国際派〃女性。どんな作品なのだろう?
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 本土復帰から41年目を迎えた5月15日付の沖縄タイムスで、4月から県費留学生として沖縄国際大学で学ぶ松本カリーナ沙登美さん(24、三世)が紹介されている。松本さんは一昨年の副知事ら訪問時、ジアデーマ市の資料館整備に向け力を尽くしていたうりずん会メンバーだ。昨年6月は当地で本土復帰40周年企画展を開いたそうで、「帰国後は沖縄で学んだことをブラジルに持ち帰り、移民の歴史を学ぶ仲間と沖縄の現状を広める予定」だとか。