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■訃報■北島義弘さん

ニッケイ新聞 2013年5月22日

 アマゾン・トラベル・サービス社長の北島義弘さんが19日午後11時、肺がんのため、アマゾニア病院で死去した。享年74。
 昨年4月に肺がんを発病し、日本でも治療を受けるなど入退院を繰り返したが、治癒には至らなかった。20日に葬儀が執り行われ、同市ヘカント・ダ・サウダーデ墓地に埋葬された。
 佐賀県出身。1963年に海外商業実習生として渡伯、パラー州トメアスーに移住した。同地農業組合勤務を経て、ベレンに貿易事務所を開設、アマゾン・トラベル・サービスは北伯の日系旅行業の草分け。
 アマゾン・カントリークラブやパラー日系商工会議所、北伯ゴルフ連合会など様々な組織の創立に携わり、同連合会では初代会長にも就任した。アマゾニア日伯協会理事、日伯交流協会地方理事も務めた。同社は長年、ブラジル日本交流協会研修生の受け入れ先だった。
 初七日ミサは25日自宅にて、親族と友人らで営まれる。