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東西南北

ニッケイ新聞 2013年5月24日

 昨日の本欄でハダジサンパウロ市市長が、6月2日からのバス代を累積インフレ率より小幅で調整する意向と伝えたが、抑えたい気持ちは市長よりもジウマ大統領の方が強く、同大統領の願いもあって、バス、地下鉄及びCPTMが3・20レアル、バスと電車の乗り継ぎは5レアルで決着した。市民からすれば安く抑えられたのは嬉しい話だが。
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 21日午後9時30分頃、サンパウロ市東部のエルメリノ・マタラゾのサンパウロ総合大学(USP)東部キャンパスに15人ほどの武装した強盗が侵入し、構内にある2機の現金引き落し機を破壊して20万レアル相当の金を盗んだ。構内に配備されていた警備員約30人は人質とされ、粘着テープで縛られたまま2時間ほど講堂に押し込まれた。犯人はなおも逃走中。USP側によると、現場には防犯カメラがなく、犯人の特定は難しいという。軍警は同キャンパス内にも派出所を設置することを希望している。
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 ネイマールの去就を巡り、サントスFCとスペインのバルセロナFCとの交渉がまとまらない。バルセロナ側は1800万ユーロ(4700万レアル)を提示したが、サントス側はこれを低いとした。サントスが求めているのは、その3倍以上にあたる6500万ユーロ(1億7千万レアル)だと言われている。契約がまとまるのはいつになることやら。