ニッケイ新聞 2013年5月25日
ブラジル日本移民史料館(森口イナシオ運営委員長)は29日から、サンパウロ州知事公邸(Avenida Morumbi, 4500, Morumbi)で着物展『A Arte dos Quimonos』を開く。入館無料で、7月28日まで。開館時間は火〜日曜の午前10時〜午後5時。開会式は28日午後7時から。
ブラジル日本移民105周年、同史料館35周年を記念したイベントで、史料館に保存される着物350枚の収蔵庫設置事業を含めた文化事業として、ルアネー法(企業が文化事業に所得税の一部を充てることが出来る寄付免税制度)の認可を受けた。同史料館初のサンパウロ州政府との共催事業。
史料館保存の着物から、目玉の十二単を含めた30枚ほか、サンパウロ州知事公邸所有の浮世絵30点も展示される。
案内のため来社した森口運営委員長、山下リジア副委員長は「普段なかなかみることが出来ない場所。これを機会に訪れて」と呼びかけた。
問い合わせは同史料館(11・3209・5465)まで。