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ネイマール遂に欧州移籍=バルセロナFCと巨額契約=世界一選手メッシとプレー

ニッケイ新聞 2013年5月28日

 現在ブラジルで実力、人気共に最高のサッカー選手で欧州リーグ行きがかねてから注目されていたネイマール(21、サントスFC)のスペイン・リーグ、バルセロナFC行きが正式に決まった。26〜27日付伯字紙が報じていた。
 ネイマールは25日、遠征先のブラジリアで正式にバルセロナ行きを発表した。契約金は6千万ユーロ(約1億5900万レアル)で、2800万ユーロがサントスに、3200万ユーロがネイマール本人に渡る。契約期間は5年で、ネイマールは年棒700万ユーロ(1850万レアル)を受け取ることになる。
 この6千万ユーロという獲得金額は11年にバルセロナがネイマール獲得を狙ったときに提示した額と同じだが、このときはネイマールがサントス残留を希望し、サントスと14年8月までの契約更新を行った。
 ネイマールの獲得は、バルセロナの最大のライバルであるレアル・マドリードも狙っていて、同チーム最大の選手クリスチアーノ・ロナウドを獲得したときの規模を上回り、バルセロナの倍以上にあたる1億3千万ユーロ、年棒1千万ユーロを提示したが、ネイマールのバルセロナへの希望が上回った。
 ネイマールは「メッシやシャヴィ、イニエスタや、(ブラジルの)ダニエル・アウヴェスとプレーできるのは名誉なこと」だと語った。バルセロナは、史上初の4年連続でFIFAバロンドール(世界最高選手)に選ばれたメッシを擁し、過去5年で2度世界一になっている欧州屈指の強豪だが、ここ2年連続で欧州一を逃したことから、センター・フォワードのメッシと並ぶ左ウィングの強化を狙っていた。
 またバルセロナは90年代前半のロマーリオはじめ、ロナウド、リヴァウド、ロナウジーニョが在籍して活躍したことで、ブラジルのサッカー・ファンにもお馴染みのチームだ。
 ネイマールにとってサントスの選手としての最終戦となったのは翌26日の全国選手権開幕戦の対フラメンゴ戦で、コンフェデレーション杯開幕会場にもなるブラジリアのマネ・ガリンシャ・スタジアムで6万3500人の大観衆が見守る中、プレーした。試合後、ネイマールは感極まって涙し、16歳の頃から5年間在籍したサントスへの別れを惜しんだ。
 ネイマールは2009〜13年の間にサントスで230試合に出場し138得点を記録。六つの大会での同チームの優勝に貢献し、同チームの英雄、ペレの再来と言われ続けている。

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