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ニッケイ新聞 2013年5月28日

 日本のワイン市場への参入を目指すSANJO。しかし、「日本では受賞歴のあるワインでないと売れない」と飯田パウロさん。まだまだ「ワイン=フランス」という図式がある上、「どんな人がどうやって作っているかがわからないと高級ワインは売れない」のだとか。現在、効果的な宣伝方法を検討中。世界が認める仏国のワインフェアでの受賞も後押しするはず。日本でSANJOブランドが認められる日に期待したい。
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 先日、本紙編集部にほど近い、グロリア通り・三重県橋を渡ってすぐのアルメイダ・ジュニオール公園内で、ヒラヒラと風にたなびく短冊を見つけた。一足早い七夕かと気になって近づいてみると、なんとその全てが白紙。きっちりと同じサイズの紙が使われていただけに、短冊用に作られたものだと思うのだが一体誰が…。七夕行事に力を入れる宮城県人会の中沢宏一会長に聞くと「知らない」とのこと。毎年七夕祭りが開かれるリベルダーデだが、短冊の存在は浸透しても、その意味は普及しきっていない?
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 先週末の日曜日は、岩手、滋賀、島根、鳥取、栃木、高知、北海道の各県人会の行事が重なるというイベント盛りだくさんな日に。ちなみに7県人会中3つ(島根、鳥取、栃木)が「焼きそば祭り」を開催するなど、まさに客を食い合う日程となってしまった。直前の木曜日にあった県連の会議では「こんなことは滅多にないが、今後行事の開催が決まった際には、早めに県連にご一報を。調整します」と園田会長。ちなみに、6月の県人会行事カレンダーはすかすかの状態だとか。