ニッケイ新聞 2013年5月30日
サンパウロ市の地下鉄4号線とCPTMの相互乗り換えも可能なピニェイロス駅の横にあるバスターミナルが、1日から開業すると28日付エスタード紙が報じた。
同ターミナルの落成式はカサビ前市長の退任直前に行われたが、バス運行は1日から。最初はドン・ペドロ・セグンドやサント・アマロ、カンポ・リンポといったターミナル行きなど7路線、毎時56便の運行で、1日1万5千人の利用が見込まれている。
6月末にはEMTUのバスの操業開始で、市西部と周辺9市を結ぶ路線の運行も始まる予定だ。同ターミナルは24時間営業で、全路線が運行を開始した時の利用者は最低でも1日6万人と見込まれている。ピニェイロスには自転車置き場なども併設されている。