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東西南北

ニッケイ新聞 2013年6月7日

 コンフェデレーションズ杯の開催を15日に控え、国際サッカー連盟(FIFA)が6日、新しい世界ランキングを発表した。1位スペイン、2位ドイツ、3位アルゼンチンと上位3国は変化が無かったが、コンフェデ杯と来年のW杯開催地であるブラジルは、1993年のランキング導入以降最低の22位に後退。アジア最上位でコンフェデ杯でブラジルの初戦の相手でもある日本は二つ下がって32位だが、さあ、15日の試合の結果は?
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 6日付伯字紙によれば、同性愛者同士の結婚と中絶に反対する福音派の信者らによるマニフェストが5日、ブラジリアの議会前に特設舞台を設置して大規模に行われた。参加者は下院人権委員会のマルコ・フェリシアーノ委員長を擁護する文面や、「中絶、同性愛、少年愛、不貞行為、売春、動物愛、死体性愛…、全て神が許さない!」と書いた横断幕を掲げていたという。主催者側の発表によれば7万人、軍警の発表によれば4万人だったとか。この3万人の差は、22万人が参加した先日のサンパウロ市でのゲイパレードへの対抗心の現われ?
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 サンパウロ市のパウリスタ大通りのコンジュント・ナショナルで、5日の「世界環境デー」を記念して、「生きた自然(Natureza Viva)」と題した展示会が行われている。森林の音や光を表現した作品は、10月20日まで観賞できる。