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東西南北

ニッケイ新聞 2013年6月12日

 北欧デンマークでポン・デ・ケージョを売って約4年、生計を立てているブラジル人がいる。リオ出身のマルコス・ビニシウス・フェレイラさん(40)は現地に工場を作り、コシーニャ、パステル、エンパーダなどと共にカフェやレストランに卸し、現地に住むブラジル人に配達も行う。ポン・デ・ケージョ1・5キロを最終価格50レで売るが、現地の物価からすれば高すぎず、製造コストがかかるため値段は下げないとか。「デンマークでもブラジルと同じ味を提供したい」という方針だ。
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 サンパウロ市役所がパカエンブースタジアムを30年間の期限付きで民営化する意向だ。今年後半にも入札を行い、各種スポーツの大会やショーなどにも利用できる施設にすべく、3億5千万レを投資する企業を募るとか。ただ、同区住民が組織するビーバ・パカエンブー協会は04年にスタジアムでショーをすることに反対する裁判で勝訴しており、「聞いていない。彼らは勝手に入札を発表した」と怒り心頭。
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 昨年末に結婚した賭博士のカルリーニョス・カショエイラ氏が11日、新妻のアンドレッサさんを伴い7日のゴイアス州知事公邸でのイベントに行ったところ、州の広報から「招いていない」と言われたことに猛抗議しているとか。ちなみに同氏は一連の事件で39年8カ月の刑を言い渡されているが、なぜか釈放されてそのまま。